13. 終南山悟真院 善導寺(ぜんどうじ) 浄土宗
「高田で大きなものは善導寺の仁王さん」と唄われた善導寺は、文明7年(1475)、蓮開によって直江津の西浜に創建されました。はじめ光明寺といいましたが、蓮開が夢のお告げにより、善導浜(直
江津)の捨て小船の中から善導大師像を発見し、本尊としました。それから善導寺と改めました。この善導大師像は国の重要文化財に指定されています。
現在地へは高田築城後に移りました。
五代将軍徳川綱吉の母、桂昌院が善導寺の本尊をたいへん信仰されたといわれています。境内には龍神の井戸や高田藩家老として腕をふるった小栗美作の墓があります。
●所在地:寺町2丁目5-5