15. 多珂山 正光寺(しょうこうじ) 真宗浄興寺派
正光寺は、多珂(茨城県日立市)に天台宗の寺院として、建立されたのがはじまりと伝えられています。その後、関東一円に念仏の教えを広めていた親鸞に帰依し、浄土真宗に改めたといわれています。
文永4年(1267)、浄興寺とともに長沼(長野市)に移りましたが、川中島合戦の兵火により焼失。その後、三本木(新潟県新井市)で再建されました。さらに、文禄2年(1593)教恵の代に春日山城下へ移り、浄興寺の塔頭になりました。平成6年(1994)新しい本堂が落慶しました。
●所在地:寺町2丁目6-10