27. 紫雲山引接院 来迎寺(らいこうじ) 浄土宗
重厚な山門、石畳の参道、樹木に囲まれた境内は、たいへん落ち着いた静寂なたたずまいです。
承久3年(1221)浄土宗西山派の開祖証空が、現在の居多神社(五智6)の所に来迎仏と当麻曼荼羅の軸をかけ法談をされたのがはじまりと伝えられています。証空は、奈良当麻寺の別院の名を移して来迎寺としました。
高田城の築城とともに現在地へ移り、寛永9年(1632)に鎮西派(知恩院末)に改め、今にいたっています。
境内の木立の中に証空の供養塔があります。
●所在地:寺町2丁目4-3