謙信の帰依を受けた大桃

山門をくぐると、鬱蒼と茂る杉並木の参道の奥に本堂が見えてきます。
開山は龍泰寺（岐阜県関市）第11世の大桃。大桃は龍泰寺を隠居後、北陸地方を行脚しました。その途中、福島辺（有田地区か）にとどまり、草庵を結び、上杉謙信の帰依を受けたのが、海隣寺のはじまり といわれています。天正２年（１５７４）のことと伝えられています。
高田城の築城に伴い、寄町（仲町６）をへて、現在地へ移りました。境内に宝暦大地震の供養塔があります。

●所在地：寺町3丁目4－39