36. 日枝神社(ひえいじんじゃ)

高田寺町 寺社めぐり 日枝神社

寺町界隈に鎮座する唯一の神社

社伝によると、仁寿3年(853)、国府鎮護の神として、
衾野[ふすまの](直江津の川東)に創建されたと伝えられている。祭神は大山昨命[おおやまくいのみこと]、相殿[あいどの]に天照皇大神[あまてらすおおかみ]・豊受大神[とようけのおおかみ]・建御名方命[たけみなかた]・宇賀之魂命[うがのみたま]を祀る。
慶長19年(1614)に松平忠輝が高田に転城の際、寺町3丁目の慈眼寺[じげんじ]の辺りに移した。寛文5年(1665)の大地震で社殿が倒壊したため現在地に移った。高田城鎮護及び城下町の産土神[うぶすながみ]として奉斎された神社である。「お山王さん」と親しまれている。

●所在地:寺町3丁目1-19